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「多様な生き方を当たり前に」宮崎市移住×パートナーシップ宣誓制度

「多様な生き方を当たり前に」宮崎市移住×パートナーシップ宣誓制度

2021.06.15

Hさん  Mさん

  • 特集

宮崎市は、令和元年6月10日(月)にパートナーシップ宣誓制度をスタート。令和3年4月30日(金)時点で19組のペアが宣誓書を受け取っています。

自治体が発行する宣誓書受領証として利用でき、民間企業によっては受けられるサービスが増える可能性があります。また「手術時に家族として同意書にサインができた」という声や「パートナーとの絆が深まった」という声もあがっています。

今回は、関東から宮崎市へ移住後「パートナーシップ宣誓制度」を利用し、MIYAZAKI LIFEを楽しむ二人にお話を伺いました。

左 Hさん(20代)栃木県出身 右 Mさん(30代)福岡県出身

お二人とも関東から2021年1月に宮崎市へ移住

出会いは同じ職場

Hさん「私たちは、同じ企業に勤めたことがきっかけで出会いました。先輩後輩の仲で、面倒見のいいMさんが家も近かったこともあり『ご飯を食べにおいでよ』と誘ってくれたんです。話のテンポも合って、居心地が良いなぁと感じていました。そこから2年半くらいの付き合いです。」

様々なきっかけが重なり、宮崎市へ移住

Mさん「私は福岡出身で、親戚が宮崎県に住んでいました。また、大学は宮崎大学を卒業。いろんな縁のある心の故郷である九州にいずれは戻りたいという想いがあったんです。
加えて、当時住んでいたエリアよりも先に宮崎市が『パートナーシップ宣誓制度』を導入。転職を考えていたタイミングでもあったので、色んな要素が重なって移住を決めましたね。

仕事は、ふるさと宮崎人材バンクを使って決めました。移住支援金(✴︎注1)について知り、できれば利用したいと思い、対象の求人をリサーチしましたね。面接のときからパートナーがいることは伝えました。
現在勤めている企業は、業務改善を図る役割で入社したということもありますが『まずは何でもやってみて!』という前向きな社風です。
変化や進化に柔軟な企業ですね。」
✴︎注1:移住支援金の予算には限りがあります。先着順で事前予約で受け付け、内容を確認のうえ給付を決定します。予算枠に達し次第終了となりますのでご注意ください。支援金の詳細はこちら

Hさん「私は民間の転職サイトを使って、家に近いところで仕事を探しました。これまで勤めた会社とは全く違うジャンルの会社ですが、毎日多くのことを学べています。
ご年配の方と接する機会が多いのですが、方言を理解するのに時々少し苦戦していますね。」

人・気候・食。魅力的な宮崎市

Mさん「宮崎の魅力はいろいろあります。まず人が温かい。気候も温暖で、大好きです。
そして、どこに行っても空いている。都内にいる時は、こんな人が多いのは宮崎市だと祭りのときくらいだなぁと思っていましたね。あとはご飯が美味しいです!」

Hさん「それは本当にそうです。私は出身も育ちも関東なのですが、鳥刺しには感動しました!スーパーで普通に売っているんですもん。産地だからこその鮮度が保てるからこそできることですよね。
公共交通は、関東よりも不便なときがありますが、自転車や車があれば十分楽しめます。」

多様な生き方が当たり前な社会に

Mさん「パートナーシップ宣誓制度が実社会で、もっともっと意義のある形になって欲しいと願っています。まだまだ、戸籍上で夫婦と認められた際に受けられる制度とは差があるのが現状です。」

Hさん「自分の中で、宣誓したことで改めて繋がりを深く感じることはできました。でも、公的な手続きの際に、書類を余計に揃えなくちゃならなかったり、負担が大きいシーンはまだまだ多いですね。」

Mさん「もちろんそれでも、とても生きやすくなったことは確かです。もっともっと当事者が声をあげていき、当たり前を進化させていけたらなと思います。時代の移り変わりとともに、多様な生き方が認められてほしいですね。」

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