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移住前も、移住後も。宮崎市移住センター

好きと得意がつながる場所。宮崎で見つけた新しい働き方

好きと得意がつながる場所。宮崎で見つけた新しい働き方

2025.12.26

八巻 美穂さん(20代)愛知県からIターン

  • 就業
  • Iターン
  • サーフィン
  • 地域活性化

移住を決めた経緯:趣味のサーフィンと仕事を両立できる場所

宮崎に来る前は趣味のサーフィンができる海が近い場所を転々としながら、旅暮らしをしていました。そんな中、友人から宮崎の青島を薦められ訪れたところ、波の良さ、開放的な雰囲気、食の美味しさに魅了され、カフェが多くPC作業ができる環境も整っていることから、ここなら住んでみたいかも!と思うようになりました。とはいえ、すぐに移住となると私の中ではハードルが高かったので、最初は二拠点生活からスタートし、愛知と宮崎を行き来するようになりました。仕事はフリーランスでリモートワークの業務をメインに行っていました。5年ほどリモートワークをしながら転々とする生活をしていたこと、コミュニティにおいて拠点を持つことの魅力に惹かれたこともあり、自分も常駐のコミュニティマネージャーをしたいという思いから、東京でのオフラインのコミュニティマネージャーの仕事を考えていました。しかし、東京での仕事が決まりかけた時にふと「あれ?私本当に東京に行きたいかな?今受けている仕事も宮崎でできるかもしれないし、場所を移すデメリットの方が大きい気がするな。」と感じるようになり、途中で採用面談を辞退しました。するとその2日後に、宮崎でお世話になっている方から地域おこし協力隊(MOCのコミュニティマネージャー)の募集を聞き、自分が得意なゼロイチの立ち上げと、挑戦したいと思っていた行政の仕事の両方が叶う仕事だと思いすぐに応募しました。その後は正式に地域おこし協力隊としての採用が決まったため、宮崎に移住することを決意しました。

[※MOC (一般社団法人 宮崎オープンシティ推進協議会):スタートアップ、地元企業、個人など自らチャレンジする人たちを支援し、「社会の実験場」として挑戦の土壌やきっかけをつくります。]

 

移住後の暮らし:地域おこし協力隊として活動

現在は週5でMOCに勤務しながらフリーランスの仕事も続けています。コミュニティマネージャーという仕事は、依頼される企業さんによってコミュニティの定義が全然違うためメンター的なポジションを求められる時もあれば、どんどん企画して回してくような推進力が求められることもあります。MOCの仕事はそういったこれまでの経験を活かせる仕事なので、幅広く色々なチャレンジができています。自分がやりたいと言ったことを周りの皆さんが「いいね。やってみよう。」と応援してくれたり、私だけじゃ思いつかなかったアイディアが生まれたり、ちゃんと顔を合わせてみんなの意見を聞ける場があることでこんなにいい物ができるんだというのを感じています。

通勤は電車通勤です。宮崎の電車はゆったりと座ることができるので、その時間も仕事に充てることができます。スケジュール的にはタイトにみえるかもしれませんが、フリー1本の時よりも仕事が回っていて、仕事終わりにサーフィンに行ったり、休日はお祭りに行ったりなど、仕事も趣味も充実しています。

 

あなたにとっての宮崎LIFE:自分の生活スタイルで仕事も趣味も楽しむ

移住後もこれまでの生活スタイルを崩すことなく、プラスでサーフィンの時間を増やせたというところはストレスがなくていいなと感じています。移住前、愛知出身の私からすると宮崎はすごく遠いところというイメージだったのですが、実際に住んでみると、飛行機に乗ってしまえば、東京や愛知にも1時間〜1時間半ぐらいで着きますし、宮崎の自宅から空港までも車で15分くらいで着くので、生活する上での不便さは特に感じていません。家賃や生活コストも安いので、移住を考えている人は、まず二拠点から始めて移住を決めるのもお勧めです。

地域おこし協力隊の任期は3年ですが、任期が終わっても宮崎市の方々と仕事ができるよう、今は実績やコネクションを作ったり、私が宮崎に貢献できることはなんだろうということを考えていたりします。3年後も5年後も宮崎市と関われるように、今自分ができることに精一杯注力したいです。

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