移住前も、移住後も。宮崎市移住センター

南方保育園 吉永千尋さん 福岡県からIターン

自分で調べたり工夫することで宮崎ライフがもっと楽しく

中学生の時の職場体験で自分の卒園した保育園に行き、その時に、将来は保育士になりたいと思いました。高校卒業後は地元福岡の保育士専門学校に進学しました。就職先を探しているときに、たまたま高千穂町出身の同級生が就職しようとしていた宮崎市の南方保育園のホームページを見て、なんて緑豊かな保育園だろうと感じました。

園を見学に来てみると、子ども達の方から先に「おはようございます!」とあいさつしてくれて驚きました。福岡で保育園に見学に行った時は、どの保育園でも挨拶をするのは大人の方からだったからです。子ども達のあいさつに感動して、自分も南方保育園で働きたいと強く思いました。

南方保育園に就職が決まり、引っ越しの準備を始めると、宮崎市には保育士の引越し代や自宅の家賃の補助制度があると知って、宮崎市は自然環境だけでなく、仕事の環境も素晴らしいと感じています。

宮崎に来た当初は移動手段が自転車だったので、大きなものを買っても運べない、電車の本数が少ないと感じることもありましたが、車を購入してからは、何の不便も感じなくなりました。

週末は神社巡りなどをして過ごしています。以前から神社が好きなのですが、宮崎は神話のふるさとだけあって自然に囲まれた素敵な神社が特に多いので、移住して2年ではまだまだ巡り切れないです。雨の週末はイオンモールに行くことも多いですが、とても混雑していて、駐車場の空きを探すのに車社会ならではの大変さを感じることもあります。

今はまだ保育士3年目で、先輩達にアドバイスを受けながら色々試行錯誤している段階なので、もっと勉強して早く一人前の保育士になり、これからはお休みの日に、宮崎の綺麗な海でマリンスポーツにも挑戦したいと思います。

宮崎市は都会に比べると公共の交通機関が少ないとか、遊べる施設が少ないとか不便なところもあります。でも、自分で調べたり工夫すれば宮崎には楽しいところもたくさんあります。そして、おおらかで人間性の豊かな人々に囲まれているので、困った時はいつもサポートしてもらえます。私は初めて親元を離れて一人暮らしを2年ちょっとしていますが、ホームシックにかかってないんです。同級生で、宮崎以外の土地で一人暮らしをしている友人は、みんな一度はホームシックにかかっているんですけどね。私は自分がホームシックにならないのは、宮崎の人の優しさとあたたかさのおかげだと思っています。

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